剣鉾@神泉苑祭:2026年4月3日。
863(貞観5)年、66基の鉾を立て疫病退散・天下泰平を祈る御霊会が行われた神泉苑では、5月2~4日に神泉苑祭が斎行され、3基の剣鉾が披露されます。
その貞観の御霊会が祇園祭の起源とされ、御池通の名も神泉苑に由来します。次は善女龍王が棲むとされる法成就池。善女龍王社拝殿前東側に剣鉾が3基。善女龍王社拝殿には神輿が置かれ、普段は入れない善女龍王社も参拝可能。次の画像右から旭日鉾(日章鉾)・龍王鉾・金鵄鉾(きんしほこ)。本当は吹散(ふきちり)もあります。まずは、真ん中の龍王鉾。錺部分は双龍が向かい合い、額には「善女龍王」の文字が見えます。続いて、旭日鉾(日章鉾)。基本的に勲章の旭日章と共通するデザイン。旭日章は1875(明治8)年に日本最初の勲章として制定。こちらが錺の大写し。最後が、金鵄鉾。基本的に金鵄勲章と同じデザイン。金鵄勲章は1890(明治23)年に創設。錺の大写しがこちら。次は、善女龍王社。神泉苑は1788(天明8)年の大火で、多宝塔・社殿を焼失。数十年かけて堂舎再建。が、明治初期には廃仏毀釈の波も受けたと思います。上は放成橋の奥に剣鉾。旭日鉾・金鵄鉾のデザインから見ても、近代の剣鉾。明治20年前後以降から30年頃の製作か。棹(長柄)に傷みがあり差せないとかで、とても残念。なお、同型・新作の小さな子供用鉾が3基あります。
この記事へのコメント