七重八重 花は咲けども 山吹の…。
京都の山吹の名所は松尾(まつのお)大社に止めを刺すのですが、街中の山吹他を。
山吹のイメージは最初の画像のような花になるのですが、野生種は一重。この一重の山吹は、「かにかくに碑」のある白川南通にありました。この白川南通の山吹(一重・野生種)は雌蕊・雄蕊ともあり、実がなりますね。次は、最初の画像と同じ川端通四条下ルで見かけた山吹。実は栽培種。「七重八重」の和歌通り!…の感じですが、よく見ると八重というより菊咲き。栽培種は雌蕊が退化し、雄蕊が変化して花弁になったため、実がなりません。「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」は10世紀の歌。栽培種の歴史は古い!…上は白川北通の八重(菊咲き)。同じ通りに…。「おっ、ここにも一重の山吹が」と思ったのですが、蔓のような枝。山吹の葉は端がギザギザ(鋸歯状)なので違います。雲南黄梅かな(確信無し)。以下の4枚は、「鳥羽の藤」を観に行った時に見かけた花。これも山吹かなと思ったのですが、違いますね。次は、少し大写し。続いても、同じ鳥羽水環境保全センターの塀際で見かけました。同じ品種の花の色違いと思いますが、品種不明です。菊咲きでは無い、花弁が8枚前後の「八重」の山吹は松尾大社で見かけましたが…。*蛇足:太田道灌の逸話で有名な「七重八重」の歌の作者は、醍醐天皇の第11皇子・兼明(かねあきら)親王。博学多才で、左大臣にもなった政治家です。
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