祇園祭後祭山鉾巡行①橋弁慶山・北観音山・黒主山・鯉山篇。

24日の後祭山鉾巡行の第1弾は、山1番を引き当てた黒主山(くろぬしやま)を。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (108)黒主山.JPG
以下、巡行順に。まずは籤取らずの橋弁慶山。五条大橋で戦う弁慶と牛若丸。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (92)橋弁慶山.JPG
胴掛は円山応挙の下絵と伝わる「加茂祭礼図」綴錦。水引は「唐子嬉遊図」綴錦。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (91)橋弁慶山.JPG
今年、前掛が新調されたので、後掛が富岡鉄斎原画の「椿石図」綴錦。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (93)橋弁慶山.JPG
原画は清荒神所蔵の衝立とか。今年は牛若丸の八文字眉がUPできず。で。
2023.07.21橋弁慶山曳き初め (12).JPG
上の画像は、昨年の橋弁慶山の曳き初めの時のもの。次は北観音山。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (97)北観音山75.jpg
こちらも籤取らずですが、隔年で南観音山と順番(2番目と6番目)を交代します。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (99)北観音山.JPG
楊柳観音像と韋駄天立像を安置する巨大な曳き山。真松には尾長鳥。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (103)北観音山尾長鳥.JPG
後ろには観音懺法にちなむ柳枝。そして、最初にあげた黒主山。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (109)黒主山.JPG
謡曲「志賀」にちなんで、大伴黒主が桜の花を仰ぎ眺めている姿。巨大な像。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (110)黒主山.JPG
胴掛他の懸装品で見えませんが、山本体の木部を155年振りに新調して巡行。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (113)黒主山.JPG
部材を固定する金具等は明治の物を使用したとか。見送りが鮮やか。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (114)黒主山.JPG
今年は、「牡丹双鳳凰文様綴錦」ですね。続いては、山2番の鯉山。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (124)鯉山.JPG
が、しかし大きな鯉がいない。次は、昨年の画像の鯉。
2023.07.24後祭山鉾巡行&花傘巡行 (177)鯉山.JPG
雨の心配をしたのでしょうが、昨年、新調された黒幕を披露するのなら…。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (126)鯉山.JPG
次も昨年の画像。ベルギー製のタペストリーも見られませんでした。残念!
2023.07.24後祭山鉾巡行&花傘巡行 (174)鯉山.JPG
昨年、リトアニアの美術館で同様なタペストリーが物が見つかったそうですが。
2024.07.24後祭山鉾巡行UP分 (127)鯉山.JPG
雨が予想されていましたし、実際、最後は雨も降りましたが、やはり残念。懸装品やご神体等のことを考えると複雑な気分になります。

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