祇園甲部のまめ彩さん・豆珠さん@かにかくに祭。
かにかくに祭は、劇作家・明星派歌人の吉井勇をしのび、毎年11月8日に白川南通の歌碑の前で開催される行事です。まずは、芸妓さんの豆珠さん(左)、舞妓さんのまめ彩(右)さんの画像から。微妙に開始前の緊張が見えるような。
11時、最初に祇園甲部の関係者が献花・合掌。そして、おそらく祇園商店街振興組合の方に続いて、豆珠さん・まめ彩さん。上の画像、奥の方が祇園商店街振興組合の方。お2人が献花・合掌。「可に可くに 祇園はこひし 寐(ぬ)るときも 枕のしたを 水のな可るる」の文字。上は祇園商店街振興組合の公式記録用に並ばれた時の画像。次は、豆珠さん。2022(令和4)年3月6日に襟替えされました。そして、まめ彩さん。2019(令和元)年5月9日にお見世出し。以下は、ギャラリー用に。歌碑は、1955(昭和30)年11月8日に吉井勇の古稀の祝いとして建立。発起人は4世井上八千代さん他、錚々たる顔ぶれ。豆珠さん、横顔も素敵です。続いて、まめ彩さん。花簪は、紅葉(もみじ)ですね。歌碑のある場所は、磯田多佳の茶屋「大友(だいとも)」がありましたが、建物疎開により撤去されました。最後に発起人の顔ぶれを。大谷竹次郎・大佛次郎・久保田万太郎・里見敦・志賀直哉・新村出・杉浦治郎右衛門・高橋誠一郎・髙山義三・谷崎潤一郎・堂本印象・中島勝蔵・西山翠嶂・湯川秀樹・和田三造等。凄い!
この記事へのコメント
かにかくに祭の写真UP有難うございます。
私は、この行事は見学したことがなく、動画やブログで
その様子を窺うだけです。一度見学には行きたいとは存じています。
写真から感じるとまめ彩さんももうすぐ襟替えかも知れませんね。
豆珠さんも、もう芸妓姿が板について貫禄が感じられます。
発起人の顔ぶれはまさに当時の文化人を代表する方ばかりで
改めて驚いています。磯田多佳さんは夏目漱石とも親交があった
のは良く知られていますね。