釿始め@千本釈迦堂:2023年1月2日。
以前、広隆寺で行われていた釿(ちょうな)始めが、(確か昨年から)千本千本釈迦堂(大報恩寺)で開催されるようになったのでGO!まずは、この画像から。
千本釈迦堂に到着した10時前、国宝の本堂前に木(御木)が置かれていました。本来なら、ゆりもち音頭と共に御木を運ぶところから始まるのですが…。上の画像が、釿始めに使う道具と行司さん。10時に神職を先頭に関係者入場。次の画像は番匠(ばんじょう:大工さん)の皆様。最初は、準備係の方が御木に墨付けをする儀式の道具を運びます。2人の番匠が墨壺や曲尺を使って、御木に墨付けをします。墨壺の糸をまた別の係の方が引っ張って行きます。そして、大きな動作で糸をはじく動作を繰り返します。道具を行司に返し、今度は釿を運びます。神職の方が中央・両端に釿を振り下ろしはつる動作を繰り返します。釿を返し、今度は鉇(やりがんな)を運びます。鉇は台鉋以前に、木を削る道具です。同じく、中央・両端を削ります。基本的には3度ずつ繰り返します。で、木やり(音頭)の披露です。途中で、神職が幣を振るうのに合わせて木槌を振り落とします。すべてが終了した後、記念撮影。最後は、お待ちかねのお下がりのお餅が配られます。行者橋もいただいて帰りました。少し遅くなりましたが、釿始め@千本釈迦堂のご報告終了。
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