祇園祭前祭山鉾建て:月鉾篇・7月10日10時頃・16時頃&11日14時頃。
今年の祇園祭は山鉾巡行を始め、ほとんどの行事が関係者だけで行われているのですが、いくつかの山・鉾では2年振りに山鉾建てが実施されています。今回はその中の途中経過(10日10時頃・16時頃・11日14時頃)の様子を1日4連発で(笑)。まずは、11日14時頃、四条通の東側からの「月鉾」の画像。
ほぼ同じ位置からの、10日10時頃・16時頃を様子を比較する形で。いずれも東側からの画像です。まずは10時頃。次は16時頃の画像。違いが分かり難いでしょうが、近づくとこうなります。同じく10日10時頃。櫓(やぐら)が木組みだけで建っています。次の16時頃の画像には縄だけで木材を固定する伝統の「縄がらみ」で固定されつつある様子が良く分かります。縄は木槌で叩いては引っ張って緩まないようにして、櫓の柱や高く建つ「真木:しんぎ」のパーツを締めていきます。以下の4枚は西側からの画像。上の画像は10日10時頃。次が同日16時頃。11日14時頃には、既に真木が建てられています。会所から櫓の上に通路がつながっており、櫓の上(ひうち・舞台・屋根等)の部分が少しずつ作られていきます。次の画像の斜めになった柱が禿柱(かむろばしら)で、赤い紐の中に建つのが真木です。実は、真木を建てるには櫓を倒してから真木を櫓に挿して固定した後、ウインチを使って全体を起こしていきます。次は再び東側からの画像。上の画像の職人さんが担いでいるのは、真木を建てる時だけに使う部材なので、真木が建つと外します。なお、鉾によって違いはありますが、全体で使う縄は5~6km・全重量は300kg前後にもなるそうです。
ほぼ同じ位置からの、10日10時頃・16時頃を様子を比較する形で。いずれも東側からの画像です。まずは10時頃。次は16時頃の画像。違いが分かり難いでしょうが、近づくとこうなります。同じく10日10時頃。櫓(やぐら)が木組みだけで建っています。次の16時頃の画像には縄だけで木材を固定する伝統の「縄がらみ」で固定されつつある様子が良く分かります。縄は木槌で叩いては引っ張って緩まないようにして、櫓の柱や高く建つ「真木:しんぎ」のパーツを締めていきます。以下の4枚は西側からの画像。上の画像は10日10時頃。次が同日16時頃。11日14時頃には、既に真木が建てられています。会所から櫓の上に通路がつながっており、櫓の上(ひうち・舞台・屋根等)の部分が少しずつ作られていきます。次の画像の斜めになった柱が禿柱(かむろばしら)で、赤い紐の中に建つのが真木です。実は、真木を建てるには櫓を倒してから真木を櫓に挿して固定した後、ウインチを使って全体を起こしていきます。次は再び東側からの画像。上の画像の職人さんが担いでいるのは、真木を建てる時だけに使う部材なので、真木が建つと外します。なお、鉾によって違いはありますが、全体で使う縄は5~6km・全重量は300kg前後にもなるそうです。
この記事へのコメント