染井吉野、他@知恩院&品種不明の桜@青蓮院:京都桜情報2021⑯・3月20日。
知恩院・青蓮院とも、余り桜の話題になるお寺では無いのですが、それはそれなりに桜があります。本日はその2つのお寺の桜を。まずは青蓮院。青蓮院には宸殿前に「左近の桜」がありますが、無料で楽しめる(笑)四脚門(御幸門)の前の光景から。詳細は後程。
で、知恩院に戻って、新門をくぐって山門に続く参道右手に数本ある染井吉野の画像を。次の画像左奥が三門です。街中の染井吉野は開花状況がバラバラなのですが、この木は良く咲いていました。次は花の大写し。知恩院は、三門脇や友禅苑に桜があるのですが、山門左手から青蓮院に向かって歩くと、黒門の先に染井吉野の中に若い桜の木が1本あります。「若人百回記念樹」の石柱が立っていますが、詳細不明。染井吉野より早く咲き、色もピンクが濃いのですが、品種名も不明です。次は花の大写し。豆桜とか彼岸桜とかの仲間でしょうか。続いては、粟田祭の神輿渡御の際、開門されるこちらをご参照下さい)青蓮院四脚門脇の桜。最初の画像では桜が1本のように見えますが、実は左右に。向かって右の花は白く、染井吉野かなと思うのですが確信はありません(笑)。花の大写しで確認すると、花弁が小さく染井吉野らしくありません(笑)。そして、向かって左側の少しピンクの桜。樹形的には、陽光のようなのですが。陽光だと、もう少し紅色に近い花弁になる気がします。こちらも花弁が小さめ。次は、花の大写し。この四脚門は、江戸時代の明正天皇(*注参照)の中和門院の旧殿の門を移築したもので、1893(明治26)年の火災をまぬがれています。
*注:明正天皇は後水尾天皇の第2皇女で、父が紫衣事件・金杯事件等の幕府の横暴に憤り、突然譲位した後に即位した女性天皇です(109代・在位:1629=寛永6年~1643=寛永20年)。奈良時代の称徳天皇以来859年ぶりに誕生した女性天皇ですが、即位時はわずか7歳。江戸時代にはもう1人、第117代の後桜町天皇も女性天皇が即位しています。
で、知恩院に戻って、新門をくぐって山門に続く参道右手に数本ある染井吉野の画像を。次の画像左奥が三門です。街中の染井吉野は開花状況がバラバラなのですが、この木は良く咲いていました。次は花の大写し。知恩院は、三門脇や友禅苑に桜があるのですが、山門左手から青蓮院に向かって歩くと、黒門の先に染井吉野の中に若い桜の木が1本あります。「若人百回記念樹」の石柱が立っていますが、詳細不明。染井吉野より早く咲き、色もピンクが濃いのですが、品種名も不明です。次は花の大写し。豆桜とか彼岸桜とかの仲間でしょうか。続いては、粟田祭の神輿渡御の際、開門されるこちらをご参照下さい)青蓮院四脚門脇の桜。最初の画像では桜が1本のように見えますが、実は左右に。向かって右の花は白く、染井吉野かなと思うのですが確信はありません(笑)。花の大写しで確認すると、花弁が小さく染井吉野らしくありません(笑)。そして、向かって左側の少しピンクの桜。樹形的には、陽光のようなのですが。陽光だと、もう少し紅色に近い花弁になる気がします。こちらも花弁が小さめ。次は、花の大写し。この四脚門は、江戸時代の明正天皇(*注参照)の中和門院の旧殿の門を移築したもので、1893(明治26)年の火災をまぬがれています。
*注:明正天皇は後水尾天皇の第2皇女で、父が紫衣事件・金杯事件等の幕府の横暴に憤り、突然譲位した後に即位した女性天皇です(109代・在位:1629=寛永6年~1643=寛永20年)。奈良時代の称徳天皇以来859年ぶりに誕生した女性天皇ですが、即位時はわずか7歳。江戸時代にはもう1人、第117代の後桜町天皇も女性天皇が即位しています。
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